何かにつけて影響力のある有名人。煙草も例外ではありません。

２．３年前木村拓哉が「ギフト」というドラマのなかでコイーバと言う葉巻を喫いました。
（タイトルMIちゃん情報）
そこから若い人の間に葉巻ブームが起こりシガーが知れ渡りました。

「ＮＡＮＡ」と言う漫画の主人公がブラックストーンという甘い香りのパイプ煙草を巻いた
シガリロを喫っていると言うのでこれ又ブームに。（タイトルMIちゃん情報）

織田祐二に至っては裏話が有りそうなほど煙草を変えます。
「踊る大捜査線」のなかでは「アメリカン・スピリッツ」
「踊る大捜査線・ムービー」では「アメスピ・メンソール」
この前見たインタビューでは「アメスピ・オーガニック」

そして今度の「ＴＲＹ」と言う映画のなかでは「ジタン」と葉巻の「パルタガス」を喫うそうです
（うずちゃん情報）

この人の喫う煙草には共通点が有ります。
それは取扱業者が全て一緒と言うことです。
インターコンチネンタルとその系列のシガークラブ。
とても個性的な、いい煙草ばかり扱う業者さんです。
お知り合いでもいるのでしようかね。
その後、確実に流行りますから。

昨年「黒いマールボロ」を「空から降る一億の星」と言うドラマで明石家さんまが
喫っていて話題になりました。
（タイトル　肉さん情報）
これはアメリカ・ノースカロライナ州で期間限定発売されたもので、流行らせようが有りませんね。

こんな話し一杯有りそうです。



ドラマには疎いんです。どなたか「？」これに当てはまる名前を教えてください。
（有り難うございました。おかげさまで「？」は埋まりました）

　　　　　　　　　　　　　　

「煙草税増税反対」署名にご協力有り難うございました。

おかげさまで　６５７万件　の署名を集めることが出来ました。（１２月１３日の速報）

残念ながら来年７月より１本１円の増税が大方決まってしまいました。
でも６５７万人もの多くの方々の署名を集めその意志は少なからず自民党税制調査会を動かしたのでは無いかと思います。

平成１０年１２月の煙草値上げは、喫煙者には到底納得のいかない、旧国鉄と国有林野事業の長期債務償還財源として創設された「煙草特別税」でした。

そして今回は財源確保が目的。
この不況なご時世に何とも「弱者いじめの弱者増税」です。
一本２〜２．５円の増税案が１円になったからと言って喜べません。
先行減税の穴埋めとしての増税、財源不足の度に１円づつ上げられるなどと言うことが有ってはたまりません。

増税をする前にもっともっと無駄を省く努力をして欲しかったと思います。




署名に対するお礼のメッセージが遅くなり申し訳ございませんでした。
不満を心のどこかに抱きながら、年末の大掃除に追われていました・・・疲れました・・・。

葉巻（シガー）の味や香りにはいろいろなタイプが有ります。
スモーカーの好みに合わせて選べばいいのですが、
「昼なのか夜なのか、食後なのか何を食べたのか、飲み物は？」
と言うようにシガーを燻らせるその時の状況で選ぶのもいいと思います。

たとえば朝から夜に向けて次第に濃い物を。
軽い食事の後はマイルドで軽い物を。
豪華で重い食事の後はコクのある物を。


シガーを手にしたら、カッティングという作業をします。（プレミアムシガー）
ヘッドを切り通気孔を作ります。この開け方により煙の量や温度などが変わります。
（ドライシガーの場合はほとんどカット済みで売っています）

　　　「フラットカット」
　　　　　　　ギロチン型、はさみ型シガーカッターで吸い口を切ります。
　　　　　　　（普通のハサミでもＯＫ）
　　　　　　　切断面が大きいのでゆっくり吸い込め煙の温度が上がらない。
　　　　　　　ヘッドの丸みを少し残すのがコツ。

　　　「Ｖカット」
　　　　　　　爪切りのようなハサミでＶの字に切ります。（普通のカッターでもＯＫ）
　　　　　　　切断面の広さは変わらないがヘッドの丸みが大きく残るので口当たりが
　　　　　　　良くおしゃれな感じ。

　　　「パンチカット」
　　　　　　　直径５�oほどのシガーパンチを回し込んで切り込み、（カッターで丸く
　　　　　　　切り抜けばＯＫ）吸い口のラッパーのみを取り除く。
　　　　　　　ヘッドの丸みがそのまま残り口当たりが良く、切断面が小さいので
　　　　　　　ロングスモーキングに向いている。


火を付ける
シガーに火を付ける瞬間は最高のワインのコルクを抜くのと似ています。
開ければ飲むしかない、火を付ければ喫うしかないのです。
スモーカーはこの瞬間に特別の思い入れを持ちます。
それはシガーにおける最高の儀式です。

火の付け方はフット（吸い口の反対側）にまんべんなく火がつくようにします。

　　　★マッチ
　　　　　　　杉材で出来た硫黄を含まない長めのシガー用マッチが有ります。
　　　　　　　（無ければ普通のマッチで２．３本）

　　　★シダー片
　　　　　　　杉の木を薄くした物で杉の香りがシガーに移り、味わいも増しこれ以上
　　　　　　　のものは見つかりません。（葉巻に巻いてある物も有ります）

　　　★ライター
　　　　　　　一番簡単な方法ですが、オイルライターは臭いがシガーに移るので
　　　　　　　御法度です。（ローソクも同じ理由でＮＯ）


吸い方
シガーを喫うときは紙巻き煙草のように肺で喫おうとしないことです。
ゆっくり口の中に吸い込み、ため込んで香り・味を楽しみ、そのまま静かにはきだすか煙を少し肺に入れます。
良く「ふかす」と言いますが深呼吸と浅い呼吸の違い位に気楽に喫ってみてください。


持ち方
ルールは有りませんが、美しい持ち方は有ります。
基本は親指と人差し指で持ち、中指を上か下に添えます。


何処まで喫える？
決まりは有りません。ただ極端はさけるほうがいいと思います。
☆１．２服でもみ消す。
　　　１．２服では味わえないし、シガーは灰皿に置いておくと自然に消えます。
☆指が熱くなるほどまで喫う。
　　　シガーはそれ自体がフイルターの役目を果たしているので３本指以上喫うと
　　　煙が熱く辛くなります。


シガーを美味しく喫うコツ
時間のゆとりのあるときに。心身共にリラックスさせて。
アルコールやコーヒーなどの飲み物を用意して。
火を付ける前にシガーの巻き肌の香りを楽しむ。
灰はあまり落とさないで。（味や香りを保ちます）
途中で火を消すときはハサミなどで燃焼部分を切り落とす。
（そのままでも消えますが、中に残った煙は吹き出して）



長々と書いてしまいました。
でも私はプレミアムシガーはあまり喫っていません。
気楽で甘いフレーバーの利いたドライシガーがほとんどです。
何時か高級なプレミアムシガーが似合うゆとりを身につけて、優雅に喫煙したい物です。
そんな風になるかな・・・・・・・・・・・

葉巻たばこ（シガー）とは、煙草の葉を三層に巻いたものです。

ワインがフランスなら、シガーはカリブ・中米。

ボルドーとブルゴーニュのワインが世界のワイン作りのお手本と成っているように、
シガーにもシガー作りのお手本が存在します。
キューバとキューバから伝統的な製法とともに多くの生産者が移住した
ドミニカ・ホンジュラスがそれに当たります。

これらの地域で生産されたシガーは芳醇な味わい、風味、甘く魅惑的な香りを持った
最高級品で世界のシガー作りは何らかの形でこれらを基準に生産されています。


　　シガーの三層構造
　　　　　☆フィラー　　　　葉巻の中心部。２〜４種の葉をブレンド。
　　　　　　　　　　　　　　　ロングフィラーとショートフィラーの２種類
　　　　　
　　　　　☆バインダー　　フィラーを包み込みシガーの形を整える。
　　　　　
　　　　　☆ラッパー　　　　仕上げに巻かれる葉でもっとも重要な部分。
　　　　　　　　　　　　　　　　色、つや，香り等、善し悪しが外見的に判断される。


シガーには
　　　　　プレミアムシガー
　　　　　　　　ロングフィラーを使用し全ての行程においてハンドメイドで作られ、
　　　　　　　　最上の葉を時間を掛けて発酵、熟成させたものを使用する。
　　　　　　　　ヒューミドールという調湿保存器に保管する。
　　　　　ドライシガー
　　　　　　　　ショートフィラーを使用しラッパーは機械巻きがほとんど。
　　　　　　　　価格も手頃で保存も簡単。気楽に喫えるシガー。

この２種類が有ります。


シガーの型（シエープ）によって味も楽しみ方も変わります。
一般的に、味は太いほど豊かになり細いほど柔らかく成ります。
又、長いものほど煙がクールになり旨みが出ます。
長いほど、そして太いほど喫煙時間が長くなるので楽しみ方によって選ぶことが出来ます。

　代表的なシエープ
　　　　　　　　　　長さ　　直径　　重量　　時間
ダブルコロナ　　194�o　19.45�o　16.7g　90分

コロナ　　　　　　142�o　16.67�o　8.97g　50分

ベティコロナ　　129�o　16.67�o　8.14g　40分

グランコロナ　　192�o　15.08�o　10.0g　90分

パナテラ　　　　115�o　10.32�o　2.81g　25分

チャーチル　　　178�o　18.65�o　14.0g　90分

ロンズデール　　165�o　16.67�o　10.5g　80分

ロブスト　　　　　124�o　19.84�o　11.2g　50分

トルペド　　　　　156�o　20.64�o　12.2g　60分




先日、これを書くために気張ってプレミアムシガー「コイーバ　シグロ５」￥３２００と
「ダビドフＮＯ２　チューボ」￥２１００を泣きながら（高すぎて）ふかしました。

確かに奥深い味わい、芳醇な香り、緩やかな煙の来かた・・・。ウーンでした。
濃いめのブラックコーヒーとＪＡＺＺ。雰囲気も大切な要素です。

でも私にはドライシガーで１本２００円前後のフレーバーの利いた甘いシガーの方が
似合ってると思いました。何せ高すぎ！！！

次回はシガーの喫い（ふかし）かたを乗せます。（なるべく早く・・・のつもり）

０２年６月２４日　東京都千代田区が可決・成立させた

「安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例」

その中に一つが「路上喫煙禁止条例」です。
１０月１日に条例は施行されました。
そして１１月１日から違反者には過料が科せられました。


元はといえば一部の喫煙者のマナーの悪さが招いた締め付けです。


この区に仕事場を持つ昼間人口は９０万人強、買い物、所用などで訪れる人口を合わせると
１００万人近い人が千代田区を利用しています。


それほどの人達に煙草を提供していた「煙草屋」は喫煙者から不満の吐け口にされています。

　　　　　「ここは何区？」　「千代田区！！」　「止めた、買わない」
　　　　　「何で煙草、売ってんだ。喫えないんだろ！」
　　　　　「どこで喫えばいいんだ」　「喫う場所ぐらい作れよ！」
　　　　　「飲食店と結託しているのか」　　「飲みたくもない珈琲を飲めって言うのか
　　　　　　金出してまで！！」
　　　　　「煙草の税金でまかなってるんだろ！」

等々。小売店としては辛いと思います。


煙草販売店は売り上げが激減しており、
　　　　　「死活問題だ」
　　　　　「店の前で今買ったお客様が注意された。見るのが辛い」
　　　　　「後ろめたさを感じる」
　　　　　「ノイローゼに成りそうだ」
　　　　　「今まで一生懸命に商いをしてきたのに、気力が失せてきた」

等々、声にならない声。
千代田区で煙草を買うときは、是非ねぎらいのお言葉を。


千代田区の石川雅巳区長な喫煙者だそうです。フーンそうなんだ。すごい勇断かも。

私の店は千代田区では有りませんが、施行以来、店の前のポイ捨て吸い殻が目に見えて減りました。
今では有るか無いか位です。
喫煙者の自覚が再確認されたのだと思います。

マナーがルールにまで成る前に、喫煙者の皆さん、自覚しましょう。
そして愛煙家に成ってください。

　　　
ピース・メンソール。キャビン・メンソール。ＰＭ・メンソール・・・・・。
有るわけ無いですよね。


でも出来ます。自分で喫いたいときにメンソール煙草１本。

用意する物は、煙草、ライター、それにハッカの結晶（小瓶で２００円）少々。

煙草のフイルターの上にほんの少量のハッカの結晶を乗せ、ライターの火で軽くあぶります。
フイルターにハッカがとけ込めば、メンソール煙草の出来上がりです。
（薬局で売っているハッカ・ミント液でもＯＫフイルターに１滴）


１箱メンソールを買うと飽きる。気分転換に。のどの調子が。
何て言う時に１本作ってみてはいかがでしょう。お試しを。


メンソール煙草は３通りの製法が有ります。

　　　�@フイルターにメンソール
　　　�A刻みにメンソール
　　　�Bパッケージ内側の銀紙にメンソール

今の煙草はほとんどがフイルターにメンソールを仕込んでいます。

応用で葉巻、パイプ煙草もメンソール煙草に変身します。

後、メンソール煙草の空き箱に普通の煙草を入れておけば一晩でメンソール煙草が出来る
との情報も寄せられました。（akinetさん）

おいしく煙草を遊ぶ工夫、いろいろ有ったら教えてくださいね。

　　　　　　　　　　

世界中で愛用されている「ZIPPO」オイルライター。
このジッポーと言う商品名は何時、誰が、どんな思いで付けたのだろう。


　　☆何時　　　１９３３年（発売年）
　　☆誰が　　　創始者　ジョージ・Ｇ・プレイズデルにより
　　☆何で　　　ジッパー（ファースナー）からジッポーに。


何だと思われると思いますが、そうなんです。大した主張が有ったわけでなく、
ひらめきで事を起こすプレイズデルらしい発想で決まりました。

当時金属製のファースナーを開発したペンシルバニア州のタロン社がその新製品を
「ジッパー」と呼びました。
プレイズデルはそのジッパーという言葉の響きが好きで、その音にもっとも近い言葉として
思いついたのが「ジッポー」だったと言うことです。

こんな世界的大ヒット、ロングセラー商品の命名が、このような思いつきで
決まっていたとは驚きです。



ある人が（ジィュ）と擦って（ポォー）と火が付くからジッポー（ジユッポー）？と言っていました。
私的にはこちらの方がユニークで好きだなーーー。

　　　　　　

「煙が目にしみる」これは副流煙の仕業です。

煙草の煙には２種類有ります。
　
　　主流煙　　煙草を喫ったときに口に入ってくる煙。
　　副流煙　　煙草の先から自然に立ち上る煙。

主流煙はおいしい煙です。
煙草に火を付けた時の先端温度は８００度。燃えている火の１〜２�o手前は約２００度。
そこでくすぶる煙は香味成分を含んでおり煙草のおいしさの元に成ります。
ニコチンも２５０度位で気化し煙にのって吸い込まれます。

副流煙はおいしく有りません。
これは６００〜８００度で充分燃焼した煙で香味成分や香味物質も少なくうまみは有りません。
また、アルカリ性で刺激物が含まれているため「煙が目にしみる」となります。
煙草を喫わないひとに迷惑を掛けるのもこれです。
煙草に火を付けたまま灰皿に置きっぱなし何て事は気を付けなくては・・・。


余談ですが、何年か前、煙を缶詰にして売ったらどうかと言う試みがなされたそうです。
煙を貯めてストローで喫う。どうしてもおいしくない。
やっぱり２００度位の時に生成される香味、香気成分でなければ駄目だったそうです。
当たり前！

これから入手したばかりのプラターズの「煙が目にしみる」を聞きま〜す。
チョット意味は違うけど。（失恋はしない人です。オホン）